工程2 図面作成
お客様からいただいた建物全体の図面をもとに、大工が施工するためのより詳細な図面をCADというソフトウエアで作成します。
設計士が描いた設計図は「建てたい建物」のイメージです。CADオペレーターは建物に使われる木の部分を具現化することが仕事です。誰でも図面どおりに施工すれば組み立てられるよう、平面図、展開図、断面図、詳細の拡大図面など細かく作成します。例えば、洗面台のカウンターの図面を作る場合は、メーカーの図面に合わせて、洗面台が収まるよう寸法・品番等を図面に描いていきます。また、天井の図面の場合には、板を貼る順番も記さなければなりません。
工事に必要となる木材の数量の把握や発注も、CADで作成した図面を見て行うため、誰が見ても分かる図面を作ることが求められます。