2023.09.22(更新日)
注目スポット!「なら歴史芸術文化村」で奈良の魅力に触れる。奈良の木のお土産や雑貨もたくさん!
今回「奈良の木のこと」では、そんな話題の「なら歴史芸術文化村」の魅力を紹介します。ここで人気の奈良の木グッズの紹介もあるので、最後までお見逃しなく!
「なら歴史芸術文化村」を構成する4つの棟
なら歴史芸術文化村は主に、「文化財修復・展示棟」、「芸術文化体験棟」、「情報発信棟」、「交流にぎわい棟」の4つの棟で構成されています。各棟について詳しくみていきましょう。
“本物”の文化財の修復現場を間近で見られる「文化財修復・展示棟」
「文化財修復・展示棟」では、仏像等彫刻、絵画・書跡等、歴史的建造物、考古遺物の4分野の文化財修復作業現場が通年公開されています。取材当日は、多坐弥志理都比古神社本殿(田原本町)や當麻寺(葛城市)の仁王像(阿形)といった文化財を修復中。先人たちによって残されてきた貴重な文化財を、さらに後世につないでいくための作業を間近で見ることができます。訪れる度に修復工程が進む様子や、さまざまな文化財を見ることができるので、何度訪れてもきっと新しい発見があることでしょう。
専門職員の案内のもと、修復工房の見学ツアーを毎日開催(当日受付)しているので、より深く学びたい方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
歴史的建造物の修復作業現場(写真は多坐弥志理都比古神社本殿を修復中)
仏像等彫刻の修復作業現場(写真は當麻寺の仁王像のうち阿形を修復中)
また、デジタルギャラリーも設けられており、奈良県に所在する有形・無形の文化財の記録映像や、テクノロジーを活用したCG映像などのアーカイブも閲覧することができます。
さらに、地下1階の展示室ではさまざまな企画展が開催されます。
企画展「観音のいます地 三輪と初瀬」(現在は終了)
「芸術文化体験棟」で世代を超えたアート体験を
「芸術文化体験棟」では、子供から大人まで世代を問わず多くの方々が楽しめるプログラムが満載。アーティスト交流プログラムや幼児向けアートプログラムのほか、ホールを活用した音楽、伝統芸能体験プログラムなど、さまざまなイベントやワークショップが開催されています。
※開催日時はホームページ等でご確認ください。
抽象画に挑戦する小学生向けアートプログラム 「ゴーカイに色遊び」の様子
アーティスト交流プログラムでは、国内外のアーティストが奈良県に滞在し、公開制作を行うほか、ワークショップや鑑賞会を開催します。作品を鑑賞するだけでなく、アーティストとの交流ができるのは他にはない魅力です。
漆器の製作過程で漆の不純物を取り除く際に使用され廃棄される綿を使った、奈良ゆかりのアーティスト高垣リミ氏の作品(現在は終了)
2023.09.22(更新日)
注目スポット!「なら歴史芸術文化村」で奈良の魅力に触れる。奈良の木のお土産や雑貨もたくさん!
「情報発信棟」で旅の情報を収集しよう
なら歴史芸術文化村は「道の駅」として登録されています。「情報発信棟」では、道路や観光情報に加えて、奈良県全域の歴史文化資源や芸術などの情報を発信しています。また、トイレと授乳室は24時間利用できるのでお子様連れの方も安心です。
「交流にぎわい棟」で奈良の思い出を持ち帰ろう
充実した展示やワークショップを体験したあとは、奈良県産の農産物や伝統工芸品などを販売する直売所や奈良県産の食材を使った料理が味わえるレストランがある「交流にぎわい棟」で食事やお買い物はいかがでしょうか?
農産物エリアには、地元でとれた野菜や果物、奈良の食材を使った加工品のほか、奈良県産のヒノキや黒文字を原料にしたアロマオイルやスプレー、入浴剤などの奈良の木グッズも販売されています。
また工芸館では、奈良県の伝統工芸品や、奈良県ゆかりの工芸作家の作品がたくさん並ぶほか、奈良県内でも随一の豊富な品揃えで奈良の木グッズが販売されているのも大きな魅力。
工芸館の販売スタッフの方に、どんな奈良の木グッズが人気か聞いてみたところ、様々な樹種の「無垢の板」が一番人気とのこと。料理を乗せるお皿代わりや、大きめの板をランチョンボード・・・お客様それぞれご自宅での使い方をイメージしながら購入されるそうですよ。
プレゼントとしては、本物の吉野杉が使われているブックカバーやティッシュケースが好まれています。「本物の木が使われている」という珍しさが人気の理由。また、吉野杉や吉野桧を使った折り紙は、折り紙が好きな方やお子様がいらっしゃる方がよく手に取られるそうです。
同じく、様々な日本の伝統的な文様が入ったコースターもギフトとして人気だそうです。それぞれの文様に意味があるので、贈る相手のことを考えて選ばれる方が多いのだとか。最近では、外国の方が何種類も購入されたそうで、日本特有のデザインに興味津々だった様子。
もう1つ、密かに人気があるのが、蓋にヒノキを使用したおひつ。2合というちょうどよいサイズで、ごはんの水分を含むと木の良い香りが漂ってくるそう。最近のキャンプブームの影響か、キャンプでご飯を炊いた時に残ったご飯を翌朝も美味しく食べるために、このおひつを購入される方が何人もいらっしゃったそう。また、東京から奈良に観光に来た方が「宿泊先のホテルで使用されていてとてもよかったから」という理由で、はるばる「なら歴史芸術文化村」まで足を運んで購入されたというから驚きです。
その他にもたくさんの奈良の木グッズが揃っているので、訪れた際には、自分用に、贈り物用に、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。
ご覧いただいた通り、「なら歴史芸術文化村」は1日で堪能するにはもったいないほど体験プログラムや見どころがたっぷり。また、周辺には、日本最古の道といわれる山の辺の道や、日本最古の神社の一つといわれる石上神宮など、古代の歴史を感じることができるスポットもたくさん。なら歴史芸術文化村での体験を思う存分満喫したい、周辺の観光も楽しみたい、という方はホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」が隣接しているので、利用してみてはいかがでしょうか。
展示や体験を通して子どもから大人まで奈良の歴史文化・芸術文化の魅力を楽しめる「なら歴史芸術文化村」。様々な企画やプログラムが用意されていたり、訪れる度に変化があったりと、1度訪れるだけではもったいない!ぜひ何度も訪れて、奈良の地域性とその魅力に触れてみてください。
INFORMATION
INFORMATION なら歴史芸術文化村
住所 | 〒632-0032 奈良県天理市杣之内町437-3 |
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URL | https://www3.pref.nara.jp/bunkamura/ |
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INFORMATION
フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道
住所 | 〒632-0032 奈良県天理市杣之内町元山口方438番7 |
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ご予約・お問合せ先 | 06-6743-4750(9:00~18:00 日・祝・年末年始休) |
URL | https://fairfield-michinoeki-japan.com/ja |
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