毎年10月に林野庁が定める「木づかい推進月間」は、国産材の利用を広げていくための活動期間のことで、木を使ったさまざまな取り組みが全国で行われます（10月8日は（十と八）で「木」の日）。

奈良県でも、毎年10月を「奈良の木づかい運動推進月間」と定めており、木を使うこと（＝木づかい）により、木を売ったお金が枝打ちや間伐など森林を育てることに使われ、「植える、育てる、収穫する、使う」という、森林環境の維持向上につながる（＝木づかいサイクル）を伝える活動をしています。

今回、奈良県・イオンモール大和郡山にて開催する＜木づかいフェスタ2020＞では、そんな木づかいのサイクルや奈良の木について楽しく学べるコンテンツが体験できます。

山で育った木を伐り、運び、加工して製品になるまでをわかりやすくご紹介する「木づかいサイクル展示」。２Fイオンホールでは、木づかいサイクルの流れを、目で見て感じて、より知識を深めることができます。

同じくイオンホールでは、大人も子どもも楽しめる「木工ワークショップ」を開催。実際に奈良の木を使った「棚」と「木琴」づくりに挑戦することができます。

●ワークショップ「奈良の木の棚」
日時：10月3日（土）　11:00／13:00／14:30／16:00
※各回先着4名（当日受付・先着順）
参加費：1,000円

●ワークショップ「奈良の木の木琴」
日時：10月4日（日）　11:00／13:00／14:30／16:00　
※各回先着4名（当日受付・先着順）
参加費：1,000円

他にも、お持ち帰り可能な吉野スギ・吉野ヒノキの木屑を詰めて作る「ポプリ詰め放題」や、なかなか体験する機会のない「丸太切り体験」を楽しむこともできます。また、イオンモール1F~3Fのチェックポイントを回る「クイズラリー」では、全問正解の各日先着500名様に奈良の木のノベルティがもらえるチャンスも！奈良の木の香りに満ちた空間で、木に触れ、学び、楽しんでください。

1F北小路コートでは、奈良県内の小・中学生が応募した奈良の木を使った作品の数々を展示する「奈良県児童生徒木工工作展」を開催、10月4日（日）には優秀作品の表彰式が行われます。また、奈良県の森林と環境との関係性を学べる「森林と水のパネル展示」も同時開催します。

子どもから大人まで、楽しみながら森林や環境を学べる＜木づかいフェスタ2020＞。開催場所のイオンモールの近くには、郡山城跡や、金魚の養殖が盛んなことで知られる大和郡山市ならではの金魚資料館など、観光名所もたくさんあります。森林や環境問題、大和郡山市の文化も楽しんで、学びの多い一日にしてみてはいかがでしょうか。

※写真はイメージです。
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