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木に変える。暮らしが変わる。暮らしに寄り添う「奈良の木の家」

2021.02.15

木に変える。暮らしが変わる。暮らしに寄り添う「奈良の木の家」

理想のライフスタイルを手に入れるため、自宅で過ごす時間はとても大切なもの。そんなひと時を「奈良の木の家」で過ごす家族がいます。今まで様々な賃貸物件に住んできたという小野さん夫婦。なぜ彼らは「奈良の木の家」を選んだのでしょうか。そして実際に住んでみて、どんなところに良さを感じているのでしょうか。

今回は、小野さん夫婦が、奈良県産の木材(吉野スギ、吉野ヒノキ)を建材として選んだ理由から、理想の家を予算内で実現するための工夫、日々のお手入れのコツまで…。「奈良の木の家」で過ごす快適な暮らしについて、お伝えします。

「奈良の木の器」の魅力についてはこちら

小野さん夫婦が感じた、木の家の魅力とは?

「1年を通して、子どもたちは裸足で過ごしています」

香りが良く温もりがあり、緻密な木目が特長の奈良県産材・吉野スギ。そんな吉野スギの床材が使用された家の中で、小野さんの子どもたちは1年を通して裸足で過ごしているそうです。

「温もりある暮らしを気に入っています」「木も畳も土壁も自然素材なので、森の中に暮らしているみたい。癒されます(笑)」。

小野さん夫婦は、「特に何をするでもなく、みんな居間でゴロゴロしています」と話すほど「奈良の木」の心地良さを実感しているようです。

木に変える。暮らしが変わる。暮らしに寄り添う「奈良の木の家」

小野さん夫婦が暮らして気づいた嬉しいポイントは、実は科学的にも実証されていて、「奈良の木」が使われた部屋は「室内環境の総合評価」が高く、「落ち着く」「安心する」「温かい」といった印象を与え、疲労や混乱を感じにくいことが分かっています。

また「奈良の木」には、ウイルスを不活化する効果や、ダニの忌避効果カビが生えにくいなど、様々なメリットがあることも証明されています。

「光熱費自体は安くなりましたね」

「木は呼吸をする」とよく言われていますが、木には乾燥している環境では木の中に含まれる水分を吐き出し、湿度の高い環境では空気中の水分を吸収するという性質があります。つまり、梅雨のじめじめした時期やカラッと乾燥した時期に、室内の湿度を自然と調整し快適な生活環境を整えてくれるのです。

知って納得!健やかな暮らしを守る「奈良の木の健康効果」とは?



小野さん夫婦もその効果を実感しているそうで、家で過ごす時間が増えたにも関わらず、少しエアコンをかけるだけで済むので、「光熱費自体は安くなりましたね」と話します。小野さん宅を訪れたお客さんからも「初夏でも涼しく感じる」「肌寒い秋口でも、暖かく感じる」と好評だそう。

木に変える。暮らしが変わる。暮らしに寄り添う「奈良の木の家」

木の家ができるまで

「木の家を建てるまでは不安があった」

さまざまな「奈良の木」の効果を感じている小野さん夫婦ですが、家を建てるまでは不安があったと振り返ります。

「自分で情報を集めても、大変なことばかりが目についたんですね。本当のところはどうなんだろう?」と。

小野さん夫婦と同じく、木の家を建てるとなると、予算やお手入れなど、様々なことが気になる人は多いのではないでしょうか。そんな不安を解消したのは「吉野の森見学ツアー」(※1)への参加でした。

※1 「吉野の森見学ツアー」:木材生産者、原木流通業者など「森からまちまで」木の家づくりに関わるメンバーで活動している団体「奈良をつなぐ家づくりの会」が主催しているツアー。

見学ツアーで訪れた吉野の森で100年以上かけて育つ木に触れ、木材市場や製材所で木のプロと直接話せたことで、木の家づくりを決意。奈良の木の良さを最大限に活かすために、古民家の改修を手掛ける設計士と二人三脚で家づくりを進めていきました。

予算内に抑えるために小野さん夫婦が選んだのは、中古住宅のリノベーション。築46年を迎えていた物件の梁(はり ※2)にはさらに古い木が再利用されていました。

※2 住宅の屋内などの天井付近で、柱と柱の間を水平に通っている部材。

「適切に手入れすることで、木の家は何代にもわたって住み継ぐことができるんですね」

木に変える。暮らしが変わる。暮らしに寄り添う「奈良の木の家」

浴室壁面には硬く水に強いヒノキを選定。「一口にヒノキといっても、部位は様々。浴室には、油分をより多く含み、腐りにくい赤身を」「まさに適材適所ですね」それぞれの特性を活かして自分だけの家を作り上げられることも、「奈良の木」を使用する楽しみの一つかもしれません。

頑張りすぎないことが手入れのコツ

様々な健康効果があり、心地よく過ごすことができる「奈良の木」でつくられた家。こだわりを持ってつくるからこそ、長く何世代にも渡って住むことができたら素敵ですよね。

そこで、お手入れが難しいイメージのある木と、どう上手く付き合っているのかをお聞きすると、「オイルを塗りたいけれど、なかなか手が回っていませんね(笑)」とのこと。日頃の掃除には掃除機を使っているそうで、「手入れをするに越したことはありませんが、頑張りすぎないこともまた大切なポイントです」

木に変える。暮らしが変わる。暮らしに寄り添う「奈良の木の家」

予算やお手入れなど、様々な疑問が頭をよぎる木の家づくりですが、小野さん夫婦のように肩の力を抜いて取り組めば、「奈良の木」での快適な生活を手に入れられるのではないでしょうか。

あなたも小野さん夫婦のようなアイデアと工夫で、暮らしに「奈良の木」を取り入れてみては?

2021.02.15

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