2024.02.13(更新日)
日本の春を感じよう。お花見や春のおでかけにおすすめのスポット8選!
公園施設や神社などの自然や景観が美しい桜の名所から、ショッピングやアート鑑賞、レジャーなどとあわせて楽しめる休日のおでかけにもぴったりな人気スポットまで、お花見や春のおでかけにおすすめのスポット情報をお届けします。
山一面に広がる絶景、桜色に染まる大パノラマ
シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が、約8kmにわたって尾根から尾根へ、谷から谷へと順に咲き満ちていく『シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が、約8kmにわたって尾根から尾根へ、谷から谷へと順に咲き満ちていく『吉野山』。ひと目で千本の桜を見ることができるという豪華さから「一目千本」といわれ、見渡す限り桜色に染まる大パノラマは圧巻です。
山中は下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれるエリアに分かれ、真っ先に桜がほころび始める「下千本」、世界遺産・吉水神社から眺める一目千本が美しい「中千本」、全景を望める「上千本」、神秘的な空気が漂う「奥千本」など、それぞれ違った風情が楽しめます。また竹林院群芳園にある樹齢300年以上の「天人之桜」をはじめ、桜本坊の「夢見桜」、金峯山寺蔵王堂の「四本桜」など名木にフォーカスしてみるのもおすすめです。
古都・奈良で感じる春の香り『佐保川の川路桜』
写真提供:奈良市観光協会
奈良県奈良市を代表する河川であり、万葉集などの歌枕としても有名な『佐保川』一帯に、約5kmにわたって続く桜並木。関西でも有数の桜の名所として知られ、途切れることなく桜のトンネルが続く風景はまさに壮観。なかでも、新大宮駅北側から大仏鉄道記念公園付近までは、ところどころで奈良の景勝・若草山と桜をあわせた絶景を眺めることができます。
この桜並木は江戸時代末期、奈良の名奉行・川路聖謨(かわじとしあきら)が景観整備の一環で植樹したもので、現在も北端に近いJR関西本線の踏切周辺に、樹齢約170年の「川路桜」が残ります。支柱に支えられながらも川面にせり出すようにしてたたずむ巨大な古木は、ひときわ美しく、爛漫と花を咲かせます。開花時期には「桜まつり」やライトアップが行われ、お花見や伝統行事を楽しむ人で賑わいます。古都の街並みと桜並木が織りなす春の風景を堪能することができますよ。
写真提供:奈良市観光協会
2024.02.13(更新日)
日本の春を感じよう。お花見や春のおでかけにおすすめのスポット8選!
花見茶屋でほっとひと息、多彩な桜が花開く『平野神社』
平安遷都以降、約1200年以上にわたり信仰を集める古社。約60種類400本あまりの桜木が境内を埋め尽くし、古くから桜の社として知られる『平野神社』。3月中旬から咲き始める「魁(さきがけ)」をはじめ、遅咲きの「突羽根(つくばね)」や「楊貴妃」など多種の桜がそろうため、1ヶ月半と長い期間お花見が楽しめます。咲き始めに花びらの外側が色濃くなる「衣笠(きぬがさ)」や、花柄に可愛らしい2つの実をつける「平野妹背(ひらのいもせ)」など、当社発祥といわれる桜も多数。京都屈指の名木、円山公園のしだれ桜の原木など、著名な桜の原木も必見です。
神紋はもちろん桜。絵馬やお守り、おみくじなどにも桜をモチーフにしたものが見られます。夜桜ライトアップの期間中は花見茶屋が並び、拝殿でのコンサートも行われます。風情溢れる神社の夜桜と、提灯あかりが灯る茶屋の幻想的な空間を感じてみてください。
約3000本の桜が彩る『大阪城』の春景色
大阪城を中心に広がる緑豊かな『大阪城公園』は、約3000本の桜が植えられている都会のオアシス。なかでも重要文化財に囲まれた西の丸庭園は「ソメイヨシノ」を中心に約300本の桜が咲き誇る名所として知られます。注目したいのは、大阪府の「桜の標準木」。西の丸庭園の中にある「ソメイヨシノ」の咲き具合で大阪府の桜の開花宣言が行われています。また、玉造口には遅咲きの八重桜が植えられているので、シーズンの終わり頃までお花見を楽しむことができます。
そんな大阪城西の丸庭園で、桜の見ごろに合わせて行われる観桜ナイターは、ライトアップされた満開の桜と大阪城天守閣を同時に眺めることができる絶景スポット。ここでしか見られない幻想的な春の風景を堪能することができますよ。
2024.02.13(更新日)
日本の春を感じよう。お花見や春のおでかけにおすすめのスポット8選!
西日本最大級の桜並木!青空を優しく包む桜トンネル
全長4kmにわたって美しい桜のトンネルが続く様子が、まるで桃源郷に浮かぶ花の雲のような『おの桜づつみ回廊』は、西日本最大級の規模を誇る約650本の桜並木。「江戸彼岸」「大島桜」「染井吉野」「八重紅枝垂」「思川(おもいがわ)」という5種類の桜が、上流から下流へ向かって開花の早い順に植樹されているため、3月下旬から4月上旬まで長期間にわたりお花見を楽しめるようになっています。風が強く吹く日には、花びらが一斉に川へと舞う花吹雪や花筏が華麗な春の風景を演出。また桜並木付近にはベンチが整備され、加古川河川敷や土手の芝生の上でゆっくりお花見をすることができます。
開花状況に応じてライトアップが行われるほか、そぞろ歩きを楽しむウォーキングイベント「桜づつみウォーク」も開催されます。桜を楽しみながらのジョギングや散策、ピクニックなど、自分の好きなスタイルでお花見を楽しんでみてください。
都会にかかるやすらぎのアーチ『目黒川』の桜並木
東京都中目黒駅から徒歩1分、川沿いの両岸から約800本の桜アーチがかかる『目黒川』は、おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ中に咲く桜として、都内でも人気のお花見エリアです。
「ソメイヨシノ」を中心に、遅咲きの「八重桜」「枝垂桜」などの桜並木が続きます。中間地点の中目黒駅をまたぎ、東急電鉄池尻大橋駅から不動前駅まで続くその距離はなんと約4km。開花時期には、地元小学校や中学校の音楽演奏、フラダンス、和太鼓、阿波踊り、よさこいなど街をあげたイベントも行われます。また、川岸に並ぶカフェや飲食店のほか、オリジナルの花見カクテルなど手ぶらで花見が楽しめる美味しいグルメも盛りだくさん。ショッピングと合わせてお祭り気分でお花見を楽しむことができますよ。
2024.02.13(更新日)
日本の春を感じよう。お花見や春のおでかけにおすすめのスポット8選!
歴史に寄り添う季節の彩り『日中線記念自転車歩行者道』の千本桜
昭和59年に廃線となった日中線の跡地『日中線記念自転車歩行者道』は、約3㎞にわたり約1000本の「しだれ桜」が咲き誇る福島県内でも人気の高い花見スポットです。道のりの中間点付近には当時運行していたSL列車が展示され、花盛りの「しだれ桜」と一緒に撮影すれば、色鮮やかな春の世界を切り取ることができます。
開花期間中には、喜多方市の桜の名所をめぐる「喜多方さくらまつり」も開催。しだれ桜の並木沿いには、地元の人が集う古布や古道具などの手づくり市や地酒ビールの販売所、名物の喜多方ラーメンが味わえる名店など、道中で味わえる地元グルメや観光スポットも魅力のひとつです。
親子で楽しむアート公園!サクラの森に広がる春の彩り
写真提供:モエレ沼公園
北海道札幌市の『モエレ沼公園』は、世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチがデザインを手がけたアートパークです。「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに、幾何学形態を多用した山や噴水、オブジェなどのカラフルな遊具が美しく配置されています。東京ドーム約40個分の敷地に広がるその整然とした光景はまさに大地の彫刻。
そんな大自然に包まれたアート作品の中では、「エゾヤマザクラ」を中心に約1,900本もの桜が花を咲かせます。他にも、「ソメイヨシノ」や「カスミザクラ」「チシマザクラ」といった桜が可愛らしいピンクのグラデーションを見せてくれます。サクラの森はノグチがデザインしたユニークでカラフルな遊具エリアの周囲に広がっており、アートと一緒にお花見を楽しむことができます。ゴールデンウィークや春のおでかけに、アートと桜と新緑が一同に揃う札幌の春を体感してみてはいかがでしょうか?
写真提供:モエレ沼公園
写真提供:モエレ沼公園
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