2023.10.20(更新日)
自然素材でアウトドア気分を盛り上げよう! 奈良の木を使ったアウトドアグッズまとめ
旨味が凝縮!!吉野の銘木から生まれた、お米がおいしく炊けるシェラカップ用の蓋Yoshino Lid
大阪府堺市で銅管や銅の溶接棒を製造する『トーヨーメタル株式会社』が、「メイドインジャパンにこだわり、日本の伝統と技術をキャンプ場で堪能してもらうこと」をコンセプトに、2020年に立ち上げた銅を活かしたキャンプ用品・インテリア・小物を展開するブランド『Cuivre(キュイーブル)』。高品質な銅製品と組み合わせて使うアイテムにもこだわり、地元の関西の職人たちとの人脈を活かしながら、姫路レザーや吉野杉・吉野桧を使用した製品も販売しています。
「Dove Tail(ダブテイル)」:吉野桧を使った和モダン仕立て
「Natural(ナチュラル)」:吉野桧本来の木目の美しさを楽しむシンプルデザイン
「吉野の伝統と技術を、キャンプギアを通して堪能してもらいたい」という想いが込められたシェラカップ用の蓋「Yoshino Lid(ヨシノ リッド)」。鉄製のものが多いシェラカップ用の蓋ですが、木を用いることであたたかみを持たせるだけでなく、デザイン性もあり、銅製シェラカップとの一体感を感じられます。 製造を担う『菊谷木工所』の担当者もキャンプ好きであったことから、作り手側からもアイデアを持ち寄り誕生したこの製品。銅製シェラカップと組み合わせてご飯を炊き上げると、お米の甘みが増し、吉野桧・吉野杉の清々しい香りを楽しむことができる、とユーザーからも高い評価を受けています。使用している奈良の木は、年輪幅が細かく密度が高いため、強度があり、たわみにくい特徴をもっており、キャンプギアとして長く使用することができます。また、木目と色合いが美しく、目でも楽しめることもポイントです。デザインは和・洋あり、模様や使用木材が異なる3種類のラインナップがあるので、好みに合わせて選ぶことができます。
「Reshape(リシェイプ)」:吉野杉を使ったヘリンボーンの高級感漂うデザイン
INFORMATION
トーヨーメタル株式会社
住所 | 大阪府堺市堺区出島海岸通4-4-3 |
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URL | https://cuivre.stores.jp/ |
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SNS | https://www.instagram.com/cuivre_2020/ |
若草山の麓にある老舗刃物店が生んだ、実用性と美しさを兼ね備えた吉野桧の「カッティングボード」
奈良市の若草山の麓にある、鎌倉時代から続く老舗刃物店『株式会社 菊一文珠四郎包永』。職人が作り出す包丁は切れ味の良さから、一般家庭はもちろん、プロにも愛用されています。
そんな老舗刃物店が、刃物と合わせて使用してもらえないかと開発したのが、吉野桧のカッティングボード。「地元である奈良の良さを知ってもらえる商品を販売したい」という想いから、奈良が誇る銘木を絶対に使おうと考えていたのだとか。
開発にあたって試行錯誤していく中で、優れた抗菌作用と美しい見た目を持つ吉野桧に行き着きましたが、製造を依頼するパートナー探しは難航しました。自ら探したり、材木商店に問い合わせたりしましたが、なかなか「これ!」というパートナーは見つかりませんでした。そんななか、下北山村で製材業や木工業を営む「スカイウッド株式会社」と出会い、製品への丁寧な仕事に惚れ込み、製造をお願いすることに決まりました。奈良市のショッピングセンターで、下北山村の商品PRのためのポップアップショップにスカイウッド株式会社が出展していたことで生まれた偶然の出会いだったのだとか。苦労して開発したカッティングボード。美しいだけではなく、包丁の刃あたりの良さも感じられる仕上がりとなっているのは刃物店だからこそのこだわりです。
まな板としてはもちろん、吉野材ならではの木目の美しさから食器の代わりとしても使用できます。ひとつで2役をこなすので、荷物を最小限に抑えたいアウトドアにもぴったり。 自然に囲まれ、吉野桧の香りを感じながら調理や食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
株式会社 菊一文珠四郎包永
住所 | 奈良県奈良市雑司町488 |
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URL | https://kikuichi.com/ |
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SNS | https://www.instagram.com/kikuichi.hamono/ |
2023.10.20(更新日)
自然素材でアウトドア気分を盛り上げよう! 奈良の木を使ったアウトドアグッズまとめ
吉野杉の香りで食材をさらに際立たせ、芳ばしく仕上げる「Wood Plank Next(ウッドプランクネクスト)」
大和当帰や奈良の薬草など、地域資源を活用したオリジナル商品の企画・開発を行う奈良市にある『松田商店』が手掛けるアウトドアブランド「MiN」は、「日本の森を想う」がコンセプト。吉野桧・吉野杉などの奈良の木を使い、奈良の職人と製作することにこだわった商品を取り揃えています。
「木目の美しい吉野杉をアウトドアで身近に感じていただき、奈良の木の魅力を知り興味をもってほしい。また、木を伐ることは環境破壊ではなく、『伐って、使って、植える』という、森林のサイクルを回すことで森林を守ることに繋がるということを、製品を通じて発信したい」そんな想いから誕生したのが「Wood Plank Next」です。
「ウッドプランク」というのは、直訳すると「木の板」という意味ですが、水などに浸した木の板の上に食材を置き、それをグリルなどで火にかけることで、蒸気や煙などで熱を通していく調理に使います。間接的に熱が伝わり、木の香りなどで芳しく仕上がることから、近年、人気が出てきており、アメリカでは定番の調理法です。
板をワインやウィスキーなどに浸すことで、木とお酒の芳醇な香りを料理にまとわせられることでも人気ですが、お酒に漬け込むのはなかなか大変です。「MiN」では、板の表面に溝を掘り、そこにお酒やスパイスなどを流し込んで調理できれば、消費者のニーズに応えられると考えました。
美味しく仕上げるためにちょうどいい板の大きさや厚さ、溝の深さなど、何度も試作と試験を繰り返し完成した「Wood Plank Next」。ブランド名「MiN」を象った溝がオシャレなだけではなく、実用面でも活躍し、手軽に吉野杉と好みのお酒の香りを味わうことができます。
こちらの商品を製作するのは、林業だけでなく、木工加工なども行っている 奈良県黒滝村の「黒滝村森林組合」。アメリカから伝わった調理法のウッドプランクですが、日本でも「杉板焼き」という同様の調理法があります。伝統的な手法に通じる調理法を、500年の歴史を持つ吉野杉で気軽に楽しめるのも大きな魅力です。
奈良の木にこだわる「MiN」では、奈良県十津川村でオリジナル家具の製造を行う「MURAO FURNITURE」とコラボして、吉野杉を活用したインドア&アウトドアを融合した新しいアイテム「シェルフコンテナテーブル」・「シェルフコンテナチェア」の発売を今夏から開始予定です。これからも、「MiN」の美しさと機能性に富んだ奈良の木のアイテムに注目してみてください。
INFORMATION
松田商店
住所 | 奈良県奈良市中山町140番地 |
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URL | https://matsudastore.com/min/ |
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SNS | https://www.instagram.com/min_official_nara/ |
アウトドアでも大活躍!軽くて丈夫な吉野杉の食器
奈良県宇陀市で厳選した杉や桧などを使い、心を込めて丁寧に木製食器を製作している『有限会社津田瑞苑』。自社で開発した、無機質・無溶剤の液体ガラス「ガラスウッドコート」を木製の食器に染み込ませ、ずっと使い続けられる品質に仕上げています。「ガラスウッドコート」は、「食品衛生規格基準」適合で安心安全なだけでなく、透気性・透湿性があるため、木の呼吸を妨げず、食器には木の香りもしっかりと残ります。
吉野杉マグカップ
素材となる材木は銘木市場で厳選した、色と木目が綺麗な材木だけを使用しています。木目の美しさはもちろん、木は熱伝導率が低いので熱いものを入れても熱が手に伝わりにくいのも嬉しいポイント。
吉野杉 万能レンゲ
ボウルやマグカップ、レンゲなど、普段の食器としても使うことが可能です。特にボウルは、パスタやチャーハン、シチューやサラダなど、さまざまな料理でオールマイティに使えます。
自然に囲まれるアウトドアシーンで、吉野杉で作られた優しい手ざわりの食器を使うと、きっと心も体も癒されるはず。金属やプラスチック製品では感じられないあたたかみを感じる木の食器を使って、アウトドアを楽しんでみませんか。
2023.10.20(更新日)
自然素材でアウトドア気分を盛り上げよう! 奈良の木を使ったアウトドアグッズまとめ
自然に優しく、強い燃焼を生み出す、おがくずから作られた「NARATAN」の木質燃料「オガ炭」・「オガライト」
奈良県吉野郡大淀町で1955年に設立した『奈良炭化工業株式会社』。炭の総合メーカーとして、プロの料理人向け木質燃料の製造を中心に、農業・ゴルフ場向けの土壌改良用木炭、コンクリートに木炭を配合する建築資材用木炭、食品添加物としての竹炭パウダーなど、さまざまな用途に合った木炭を製造している会社です。
オガ炭
オガライト
吉野郡大淀町は、吉野の山が近く、良質な木材原料がより多く入手できる土地。 優良な奈良の木を原料に開発されたのが、「NARATAN」のアウトドア用木炭「オガ炭」と「オガライト」。 吉野桧・吉野杉などの奈良の木を中心としたおがくずを高温度で炭化した「オガ炭」は、炭素純度が高く、長時間燃焼し、灰が少ないことで強い燃焼と遠赤外線を維持できます。そのため、高温で食材を美味しく調理でき、調理後のメンテナンスも簡単に行えます。
「オガライト」は、火付きがよく、美しい炎と長い燃焼時間を兼ね備えた扱いやすい人工薪として、焚き火や薪ストーブにも最適です。
おがくずを固めた「オガライト」を燃やすことで「オガ炭」を製炭しますが、「オガライト」の強度が高くなければ、「オガ炭」を作ることはできません。品質が高い奈良の木を原料としたおがくずだからこそ、強度が高い「オガライト」を作りだすことができるのです。
ガスや電気を使用すると、二酸化炭素を排出するだけですが、「オガ炭」や「オガライト」などの木質燃料は、木材が吸収した二酸化炭素を大気に戻すだけなので、二酸化炭素の総量に影響を与えず、環境に優しいカーボンニュートラルに繋がります。
奈良の木のおがくずから出来ている木質燃料を使って、美味しく快適に、環境に優しいアウトドアを楽しんでみませんか。
コンパクトで機能性抜群の吉野桧を使用した「アウトドアテーブル」
アクセサリーやお弁当箱から「コンパクト仏壇」まで様々な木製品を販売している『木輪』。吉野で製材所を営んでいるため、良質な吉野材が調達しやすく、値段が手頃なのも大きな魅力です。
「アウトドアテーブル」の天板は金網と吉野桧で作られています。スタイリッシュな金網部分とやさしい質感をもつ木の部分のコントラストがおしゃれです。折りたたむと、持ち運びがしやすいコンパクトサイズになります。高さが高いものと低いもの、2種類あるので用途に合わせて好みのものを選べます。キャンプなどのアウトドア時はもちろん、コンパクトなサイズ感や、金網のメッシュ部分が、ノートパソコンが熱くなるのを防いでくれるので、屋内でのちょっとした作業にもおすすめです。
テーブルを購入された方からは、「とても綺麗な作りで高級感があり、本当に気に入りました!アウトドアだけでなく、リビングでも大事に使わせていただきます」といった声が届いているそうです。これからも、吉野材を使ったアウトドアグッズを展開していく予定だそうですので、アウトドア好きな方はぜひチェックしてみてください。
2023.10.20(更新日)
自然素材でアウトドア気分を盛り上げよう! 奈良の木を使ったアウトドアグッズまとめ
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