2023.09.26(更新日)
紅葉の季節の奈良を満喫しよう!奈良の木を使ったおすすめホテル・旅館まとめ
1) 地域の食材と木材でくつろぎの空間に『ホテル 奈良さくらいの郷』
奈良の木を使ったこだわりの家具をしつらえたくつろぎの空間で奈良の地域に根付いた「食」と「農」を豊かに感じられるホテルが『なら食と農の魅力創造国際大学校附属セミナーハウス ホテル 奈良さくらいの郷』。
2022年9月にオープンしたばかりのこちらでは、県外ではなかなか手に入りにくい奈良の伝統野菜「大和野菜」や味・栽培方法にこだわった「地域ブランド食材」を味わうことを通して、地域の伝統と食文化を体感することができます。
また、客室では、ベッドサイドやクローゼットの棚、ソファや椅子、デスクや灯りなど、家具全般にわたって奈良の木を使用しています。県産材を取り入れた理由についてホテルの支配人松本さんに以下のようにコメントをいただきました。
「奈良の木を選んだのは、奈良の食と農を発信する上で欠かせない木材だからです。農業で安心して作物を育てるためには山々の手入れが必要であり、農と食には林業は重要な役割を果たしているからです。森の自然環境を整えることにより、野生の動物が住みやすい山となります。山里に下り、人間の農地を動物たちが荒らすことは動物たちにとっても危険なことではありますが、生きるために動物たちも食が必要です。私たち日本人が昔のように、木をより身近に感じて暮らすことによって、農業と食のメッセージを伝えることができるのだと思います」
さらに、水風呂・休憩スペースが付いた屋外テントサウナや、近隣の観光スポットを自転車で回れるレンタサイクルなどのアクティビティもぜひ体験してみては。
INFORMATION
なら食と農の魅力創造国際大学校附属セミナーハウス ホテル
奈良さくらいの郷
住所 | 〒633-0044 奈良県桜井市高家2220番1 |
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URL | https://hotelnarasakurai.com/ |
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2) 吉野桧を使ってサウナがリニューアル!『奈良ロイヤルホテル』
古都・奈良の文化財として世界遺産に登録されている平城宮跡に近い『奈良ロイヤルホテル』は、赤レンガ造りの外観や落ち着いた客室などが趣を感じさせるホテル。
奈良の郷土料理が味わえる和洋ビュッフェから会席料理や本格中華料理まで、多彩なバリエーションの食事を楽しめるレストランのラインナップも魅力です。
コンフォートダブルの客室
ホテル別館 中国料理 沙山華(さざんか)のランチ限定コース 彩り中華コース
さらに、地下1階の「ラ・ロイヤル・スパ」は平城宮跡の一角から湧き出る天然温泉を利用した施設。大浴場やリラクゼーションエステ、岩盤浴などに加えて男湯・女湯ともにサウナがあり、男性サウナは2022年6月にリニューアルしたばかり。フィンランドのサウナブランドが世界的なデザイナーと組んで開発した話題のストーブを導入し、吉野桧を使った約33mのベンチでゆったりとフィンランド式サウナを楽しむことができます。
奈良の木を取り入れた理由は、
「当施設はホテルなので、県外から観光でお越しのお客様も大浴場をご利用されます。そういった方々に、奈良の魅力をホテル館内でも感じていただきたく、改装予定のあった男性サウナのベンチ部分に奈良産の木を採用することになりました」とのこと。
男性用サウナだと女性は楽しめないのでは・・・と思った方、ご安心ください。リニューアルした男性サウナを女性の方にも楽しんでもらえるよう、月に1度「レディースデー」が設けられているので、女性の方も楽しむことができますよ。
奈良の木を使った上質なベンチに座り、日常から解放されるその時間は、心も体も満たしてくれるはず。是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
2023.09.26(更新日)
紅葉の季節の奈良を満喫しよう!奈良の木を使ったおすすめホテル・旅館まとめ
3) 聖徳太子ゆかりの山を背に吉野杉&桧の和モダン空間でゆったり過ごす『旅亭 十三屋』
奈良の地で古くから信仰の対象とされ、聖徳太子にまつわる伝説を持つ信貴山の麓に佇む旅館が『旅亭 十三屋』。
居心地の良い客室や、旬の素材をふんだんに取り入れた創作懐石料理、庭園を眺めながら入浴できる大浴場など、家族・カップル・友人など大切な人とゆっくり過ごすのにぴったりのお宿です。
『旅亭 十三屋』では2020年7月に、本館の全客室がリニューアルオープン。「椿」「萩」「桔梗」の3室では、障子の組子部分を含む建具をはじめ、内装には奈良県産の吉野杉・吉野桧をふんだんに使用。洗練されつつも杉・桧の温もりを感じる和モダンな空間となっています。
また、大浴場では「美人の湯」として親しまれている弱アルカリ性の天然温泉でゆっくりとリラックスすることができます。
「吉野杉や吉野桧を使うことによって地産地消になり、奈良県の旅館としてふさわしいと思いました。また吉野杉は色合いが良く、丈夫で、なおかつ永年使用することによって良い味わいが出ると聞いて採用しました。お客さまからは、『お部屋に入った瞬間に木の良い香りがして心が落ち着く』といったお声をはじめ、ご好評いただいております」
と宿の女将の野﨑さんよりお言葉をいただきました。
宿の周辺には聖徳太子が創建したと伝わる信貴山朝護孫子寺や、国の登録有形文化財に登録されている開運橋(高さ30メートルのバンジージャンプ体験も!)などが徒歩圏内にあり、車を使えば法隆寺も近いため、奈良観光を楽しむのにもおすすめです。
4) 吉野杉のカウンターで美酒と美食を愉しむ『NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち』
歴史的建造物を生かしたホテルなどを全国に展開するVMG HOTELS & UNIQUE VENUESが、奈良の蔵元・豊澤酒造の家屋のひとつを日本酒と奈良の歴史を愉しみ、その魅力を新たに発見する宿として蘇らせたのが『NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち』です。
“世界初の日本酒テーマホテル”と呼ばれるこちらでは、酒蔵見学や酒粕風呂など、日本酒にまつわる様々な体験ができます。併設しているレストランでは、日本酒とのマリアージュを追求した、奈良の食材や酒粕を使った料理を味わうことができます。料理に合わせて豊澤酒造のさまざまな日本酒とペアリングすることもできますよ。
そして、食事の時間をさらに豊かなひとときにしてくれるのが、吉野杉の無垢材を使ったカウンターテーブル。2枚の無垢材を繋げて作ったというカウンターは長さ7.2mもあり、レストランの顔となっています。
奈良の木を使用した理由について、空間デザインを手掛けた株式会社ワサビの笹岡さんより以下のコメントをいただきました。
「地場のものを活かして空間を仕上げたいという想いから、奈良県産吉野杉の無垢材をカウンターテーブルに使用しています。フレンチ業態だと一般的に和風のカウンター材を使わないのですが、グランシェフの石井さんが考案する料理は、地の食材とフレンチのマリアージュがテーマ。カウンターに和の代表的な杉材を使っても違和感なく、空間と料理の調和が取れるという考えからこのような形になりました。元々は蔵だった建築の雰囲気に、吉野杉無垢材のカウンターテーブルが加わることで空間が現代にアップデートされ、フレンチと日本酒の融合を存分に楽しめる空間に仕上がったと思います」
8室ある客室は、元は蔵や茶室だった部屋を改修し、異なる造りと趣となっています。そのどれもが、日本家屋の美しさや過ごしやすさを感じさせてくれるでしょう。
レストランは、宿泊以外の方も利用することができます。奈良観光とともに、奈良の木が印象的な空間で奈良の美酒と美食を堪能してみてはいかがでしょうか。
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