2023.09.21(更新日)
冬の体調トラブルにも効果を発揮!驚きの「奈良の木の健康効果」
今回は「木の健康効果」をテーマに、奈良の木にまつわる健康効果を徹底調査。木のさまざまな効果を探るべく、奈良の木の特性と効果についてご紹介します。
Session 1. なぜ今の時代に“木”が良いと言われるの?
「鉄骨造や鉄筋コンクリート構造(RC構造)などの現代建築が発達してきた一方で、RC構造などの家は湿気がこもりやすく、結露やカビが発生しやすいなどの懸念も指摘されています。対して、木造の家は吸湿性が高く、湿気がこもりづらいといわれています。また、奈良の木には、体調のトラブルを引き起こす雑菌や病原菌が増えるのを抑制する効果があるということもわかり、一年を通して快適に過ごすことができるので、あらためてその性能や効果が見直されているのです。
Session 2. 具体的にはどんな効果があるの?
Session 3. 奈良の木の香りは“虫が嫌いな”良い香り
奈良県産のスギやヒノキにはダニを近づけにくいという特性があるので、アレルギー疾患を軽減できる可能性があると言われています。実際に、木の家に住んでみて、喘息やアトピーなどの症状が改善されたという事例もあるようです。これもまたスギやヒノキに含まれる精油に、ダニの忌避効果があるためで、木の家具や家が持つ豊かな香りは、ダニや虫にとっては嫌な成分のようです。身近なもので言うと、アロマオイルや虫よけスプレーなどに使われていることが多く、木の香りは心と体を癒してくれるだけでなく、虫さされからお肌を守ってくれる効果があるんです。
Session 4.インフルエンザウイルスの感染力も低下!
空気が乾燥する冬の季節は、インフルエンザが流行しやすい時期ですね。これはインフルエンザウイルスが、気温の低い、空気が乾燥している環境で生存しやすい特性があるからです。対して、奈良県産のスギやヒノキには、インフルエンザなどの感染力の高いウイルスを減らしてくれる効果があるそうです。この効果には、木が持つ調湿作用、つまり、湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥している時に木材中の水分を吐き出すという性質も影響しているのだとか。実際に、木造の校舎や病院では、RC構造に比べてインフルエンザに感染する事例が少なく、木は私たちを病気からも守り、健康な暮らしを支えてくれる存在とも言えます。
Session 5. 奈良の木の部屋は落ち着くの?
実際に奈良の木で建てられた家にお住まいの67人の方々に、奈良の木についてアンケートに答えていただきました。
「木の部屋は、落ち着きますか?」
なんと、「落ち着く」と答えた人が100%。個人差もありますが、奈良の木の空間は人々にリラックス効果と安心感をもたらしているようです。特に「無垢の木の床が気持ちいい」といった感想が多く、「寝ころびたくなる」「床が冷やっとしない」などといった声が多数寄せられました。また、中には「子どもは帰宅するとすぐに、靴下を脱いで裸足になる」といった声もあるなど、奈良の木の心地よさに、人は自然と惹かれる傾向にあるようです。
また、木は今、その性質やものづくりとしての可能性に、建築やデザイン、電子機器、世界中の研究機関などのさまざまな業界から、再注目されている背景もあります。私たちにとって身近な存在である木は、いつの時代も欠かせない存在であり、長らく親しまれてきた「木」という素材にはさまざまな可能性を秘めた効果と性質があるのです。そんな、奈良の木の良さをもっと身近に感じられる『季節の変わり目にぴったりなインテリア雑貨と旬な作家紹介』記事が公開中! ぜひチェックしてみてくださいね。