2023.09.25(更新日)
“サウナの女王”清水みさとが故郷・奈良でととのう!吉野桧のサウナと発酵温熱木浴を体験し感じた魅力とは
近年では各地にサウナ施設ができ、頻繁に通い詰める「サウナー」も増えています。そんなサウナー達にも支持されているのが、約11年にわたって毎日通いつめ、“サウナの女王”と呼ばれる女優でタレントの清水みさとさん。実は奈良県出身で、幼少期から中学生頃までを奈良県橿原市で過ごしたそうです。今回は、そんな清水みさとさんが、久しぶりに故郷・奈良を訪れ、吉野桧を使ったサウナと発酵温熱木浴を体験。サウナ愛溢れる清水さんのリポートとインタビューをお届けします。
「奈良ロイヤルホテル」で吉野桧を使った本格フィンランド式サウナを堪能
世界遺産・平城宮跡の近くにある奈良ロイヤルホテルの地下1階にある「ラ・ロイヤル・スパ&サウナ」は、天然温泉「天平の湯」や岩盤浴も楽しめるリラクゼーション施設。本施設は、2022年6月、従来からあった男湯のサウナを地元・奈良の吉野桧を使ったフィンランド式サウナにリニューアルして話題になりました。
定員48名、約33㎡の広々とした空間は、吉野桧がふんだんに使われ、温かみのある空間となっています。そして、中心にあるストーブは、フィンランドのサウナブランドSAWO×同国デザイナーのステファン・リンドフォースによる「DRAGONFIRE」のHeaterking(ヒーターキング)を導入。ストーブに熱せられたサウナストーンに、アロマ水をかけて蒸気を浴びる「ロウリュ」を楽しむことができる本格派です。月に一度、「レディースデー」が設けられており、女性もこの本格サウナを楽しむことができます。
日本国内だけではなく、海外のサウナにまで足を運ぶ生粋のサウナーである清水さんは、このサウナをどう感じるのでしょうか?日々のサウナルーティン通りに体験していただきました。
早速、90度近くある室内へ入室。普段からサウナに6分ほど入った後に、水風呂へ入り、その後数分間休憩という工程を3〜4セット行うそうです。
途中アロマ水を使ったロウリュも体験していただきました。
(※普段はスタッフの方が実施しています)
その後水風呂へ直行。まるで温泉に入っているかの様な気持ちよさそうな表情。
水風呂の後にはチェアで「ととのう」ために休憩。存分に堪能していただきました。
サウナ・スパ健康アドバイザー、サウナ・スパプロフェッショナルの資格を持ち、フィンランド・サウナ・アンバサダーでもある清水さん。フィンランド式サウナはこれまで何度も訪れていると思いますが、感想をお聞きすると…
――ロウリュ体験も含めて、いかがでしたか?
すごく気持ち良かったです。私の知らない奈良がここにありました(笑)。「ラ・ロイヤル・スパ&サウナ」の雰囲気もレトロですごくかわいい。新しいサウナに入りましたが、木の色合いや風合いが良く、木の香りもほのかにして落ち着きました。とにかく、こんなに本格的なフィンランド式サウナがあるなんて驚きです。
フィンランドは、ロウリュが当たり前なんです。ロウリュをすることによって、室内の温度や湿度を自ら調節できるんです。多分、温度は70℃とか80℃ぐらいで、湿度も一緒に合わせて温まる感覚。サウナでコミュニケーションをとるフィンランドらしく、長居することができます。私がサウナ好きになったのも、喋る楽しさからなので、ロウリュがあるのも凄くいいですね。
お値段もこんなに良心的なのはびっくりです!時間制限もなく入っていられるのも嬉しいですね。また奈良に戻ってくるときは入りに来たいです。
サウナを堪能していただいた後は、スタッフの方が以前から貼っていたという清水さんのポスターにサインしていただきました。
清水さんも絶賛した奈良ロイヤルホテル「ラ・ロイヤル・スパ&サウナ」の吉野桧を使った本格サウナ。是非みなさんも訪れてみてはいかがでしょう?
サウナの後は奈良市内を散策
サウナ以外にもお散歩が大好きという清水さん。久しぶりに奈良へ戻られて、次の施設へ行く前に奈良公園周辺を散策しました。
――お散歩するのがお好きだそうですね。
昨年11月に、1ヶ月間イギリスに留学して、ホームステイ先からヨーロッパのいろんなところを旅して散歩していました。お散歩が大好きで、1日2万歩歩くこともあります。奈良公園には小さい頃からよく来ていました。私、東大寺の二月堂が大好きなんです。中学生の頃に神奈川に引っ越しましたが、東大寺が好きすぎて大学生の頃はよく夜行バスに乗って一人で何度も来ていました。私にとっては、良い気がもらえるパワースポット的存在です。
久しぶりの奈良ということで嬉しそうな清水さん
2023.09.25(更新日)
“サウナの女王”清水みさとが故郷・奈良でととのう!吉野桧のサウナと発酵温熱木浴を体験し感じた魅力とは
「セトレならまち」で吉野桧パウダーをふんだんに使用した発酵温熱木浴を初体験!
奈良公園にある猿沢池のすぐそばに建つ「セトレならまち」。ここは、吉野杉や桧、月ヶ瀬の土といった、奈良という土地が長い年月をかけて育んだ自然素材や伝統技法を使って建てられたホテルです。
さらに、特徴的なのが、中庭にある「BIO YARD(ビオヤード)」です。
ここでは「循環する世界」を体験することができます。
庭園造りには奈良の山や森の間伐材や小径木などの林地残材が活用されています。
その中で、循環の中心的存在になっているのが、発酵温熱木浴を楽しめる「MOKUYOKUドーム」。電気やガスなど人工的熱源を一切使用せず、自然発酵(微生物のチカラ)のみで温まったパウダーの中に足や全身を入れることで温熱効果を得られます。パウダーには、不純物を含まない無垢の吉野桧のパウダーと生葉、少量の米ぬかをブレンドし、厳選された素材のみを使用することで香りや肌触りによるリラックス効果も高いとのこと。
MOKUYOKUドームの吉野桧パウダーは、毎日少しづつ入れ替え、使用後は発酵堆肥として庭にある畑の肥料として活用されます。そこで育てられた野菜はホテルのレストランで料理として振る舞われます。さらに、調理の際に出る野菜の皮などは、庭で平飼いする鶏の餌となり、鶏が産んだ卵は宿泊者にお土産として提供され、朝食で味わったり、そのまま持って帰ったりすることもできます。また、庭にはコンポストがあるのでレストランでの生ゴミは分解され、再び土壌へと還ります。この庭の中で循環サイクルが完結しているのです。
今回、清水さんはMOKUYOKUドームで足浴と全身浴の2種類を体験させていただきました。
(通常は足浴のみ実施。夏場のイベント時に全身浴が可能)
ドームに入った瞬間に漂う桧の香りと想像以上に柔らかく温かい吉野桧パウダーの感覚に驚く清水さん。「火や電気を使っていないのにこんなに温かいと思いませんでした!」と驚いた表情を浮かべていました。
足浴に続いて全身浴も体験。
スタッフの方に少しずつパウダーをかけていただき、数分後にはすっかりリラックスモードに。
15分間入浴し、その後数分間半身浴をします。サウナに入ったかの様に、顔には大粒の汗が。
その後外に出て水でパウダーを洗い落とします。
水で洗い流した後は、数分休憩。休憩後の足には「あまみ」がしっかりと出ていました。
※あまみ... サウナ・水風呂で体温が変化することによって皮膚の表面に赤い斑点が浮き上がること。
――初めての発酵温熱木浴はいかがでしたか?
自然治癒力が高まりそうなくらいカラダに良い感じがします。最初は、桧の芳しい香りがして心地良くて、掘り起こしたら発酵の香りで驚きました。重量感はあるんですけど、フカフカしていて体は動くんですよね。桧に包まれているような感覚でした。よく砂に埋まるのもありますけど、砂は苦手で。お湯とも違うし新感覚でした。
――エコの観点、SDGsということでも奈良の木が役立っていますよね?
とても革新的ですよね。循環型というのは、これからの地球にとって良い取り組みですし、人にも良さそう。体感は温かいだけですけど、実際は80℃くらいあるそうです。一気に深部まで温められますから、内臓がホコホコして免疫が向上したり、睡眠の質が向上したり、美肌に導いたりすると聞きました。この施設を管理している方は、木の特性を活かしながら山を綺麗にしたいというテーマがあるそうなので、とても素敵だなと思います。
吉野桧パウダーを使った発酵温熱木浴の他にも、セトレならまちでは吉野杉や吉野桧を使用した家具やインテリアが多く配置されており、奈良の木の魅力を存分に味わうことができます。奈良に訪れた際には是非宿泊してみては?
2023.09.25(更新日)
“サウナの女王”清水みさとが故郷・奈良でととのう!吉野桧のサウナと発酵温熱木浴を体験し感じた魅力とは
毎日欠かさず入るほどサウナが大好きな清水さんに聞くサウナの魅力
今回清水さんに2つの施設を体感していただきましたが、最後にサウナの魅力についてお伺いしました。
――もともとサウナに入る様になったきっかけは?
サウナに入る様になったのは大学生の時です。ダイエットがてらジムに通い始めた時で、そこへ来ていたおばちゃん達と仲良くなって一緒にサウナに入るようになって。サウナ室内では皆で色々なお喋りをして、居心地が良くてとても楽しかったんです。それから自分一人でも入るようになり、サウナが大好きになりました。
――サウナの良さを教えていただけますか?
人それぞれだと思いますが、フィンランドのようにコミュケーションをとる場ということも魅力の一つだと思います。私の場合一番は、サウナは切り替えスイッチですね。サウナに入っていても、「今日は何食べよう」とか「お腹空いたな」とか思ったりして、完全に無になるのは難しいけど、例えば朝なら目が覚めるし、仕事の合間に行けば次のお仕事へ向けてリフレッシュできるし、切り替えられます。
情報社会の中で色々なことを過剰摂取し過ぎてしまう中、サウナに入って一旦ちょっとストップできるということが私にとってすごく重要なんです。そんな時間が一日に一回でもあると、流されないというか、自分のペースでいられます。気持ち良く、普段から機嫌良くいることがまず大事だと思っているので、そんな自分でいるためにサウナは最高なんですよね。
――今回久しぶりに奈良を訪れてみて再発見されたことはありますか?
奈良の木がこんなに様々なことや物に使われているなんて知らなかったです。美しさがあったり、香りが良かったり、自然の木が持つ水分湿気を吸収したり発したりする木が生きている感覚があるからこそ、奈良の木を使うといいんでしょうね。最初のサウナも次の木浴も吉野桧が使われていると思うと、奈良出身としては誇らしいです。
日々サウナで自分と向き合い、気持ちも整えている清水さん。明るい笑顔で周りを和やかな雰囲気にしてくれる彼女のエネルギーの源にはサウナがあるようです。
みなさんも奈良の木を使ったサウナや温浴施設で、木の良さを感じながら汗をかいて、心と身体をととのえてみませんか。
INFORMATION
奈良ロイヤルホテル「ラ・ロイヤル・スパ&サウナ」
住所 | 〒630-8001 奈良県奈良市法華寺町254-1 |
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TEL | 0742-34-1131(代表) |
URL | https://nara-royal.co.jp/onsen/ |
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INFORMATION
セトレ ならまち
※発酵温熱木浴の全身浴はイベント開催時に体験可能です。
住所 | 〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1118 |
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TEL | 0742-23-2226(代表) |
定休日 | 火曜・水曜(祝日・夏期・年末年始を除く) |
URL | https://www.hotelsetre.com/naramachi/ |
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INFORMATION
Flavor株式会社 (えん発酵温熱木浴)
※えん発酵温熱木浴はハイアットリージェンシー京都、ふふ箱根 他で運営中。
URL | https://flavor-corp.com/ https://en-mokuyoku.com/ |
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