奈良の木づかい運動
日本は、世界有数の森林国であり、現在、戦後に植えられた多くの人工林は成長して「使いどき」となっています。
しかし、国産材の利用は十分には進んでおらず、手入れが行き届いていない森林も多くなっています。
林野庁では、木材を利用することの意義を知り、国産材の利用を拡大することで日本の森林を育てていく国民運動として「木づかい運動」を展開しています。
奈良県でも、県内の森林を元気な状態で未来の子供たちへつないでいくため、「奈良の木づかい運動」を行っています!
奈良県は、面積の約77%を森林が占めており、良質な木材の産地として知られています。林業の歴史は日本最古と言われ、500年以上前から植林が行われてきました。
森林は木材を生産するとともに、二酸化炭素を吸収して、地球温暖化を防止したり、土壌に水を蓄えて災害を防ぐなど私たちの生活を支える多くの働きを持っています。
このような森林の働きを発揮させるためには、「植える⇒育てる⇒収穫する⇒使う」という森林の健康なサイクルを保つことが必要です。
そのために私たちができることは木を「使う」ことなのです!
奈良の木を使うことで、林業や木材産業が活発になり、間伐などの手入れが進むことによって、豊かな森林を守り育てることにつながるのです。
奈良の森林や林業の役割を
もっと知りたい方はこちら!!
令和3年から、10月を「木材利用促進月間」、10月8日を「木材利用促進の日」とすることが法律で定められました。
奈良県でも毎年10月を「奈良の木づかい運動推進月間」としており、
期間中は県内市町村や木材に関わる方々等と連携しながら、広報活動やイベント開催等を通じて、
県民の方々に、奈良の木の特長や魅力を知ってもらう取組を行っています。
毎年10月開催「奈良の木づかいフェスタ」
「奈良の木づかい運動推進月間」ポスター
奈良の木 パンフレット
交通広告
ノベルティー
美しい木目や、優しい手触り、心を落ち着かせる香り。
住まいや家具、食器やおもちゃなど、
身の回りのものに奈良の木を取り入れることで、
生活にぬくもりや癒やしが生まれます。
私たち1人1人が少しでも奈良の木を使うことで、
豊かな森林を守り、
環境をよりよくすることにつながっていきます。
さあ、あなたも「奈良の木」をくらしに
取り入れてみませんか?